横山光輝の漫画三国志を日がな一日読み耽ったことがあるという方に、何度か出会った事があります。
みなさん疲れを知らず、只管読んでいたら知らぬ間に時間が経っていたそうです。
三国志の世界は、吉川栄治の小説から人形劇、そしてゲーム三国無双などどれも面白いので、時を忘れて熱中してしまう方も多々いるかと思いますが、中でも漫画三国志にハマッた方は、全く興味が無かったのに漫画なので気軽に手にとって読んでしまい、思わず熱中してしまったといった方が多く見かけます。
よく『小説は読まないけれど、漫画なら読む。』といった声を耳にします。
ふと疲れている時にでも、手にとって見る気がおきる。小説は読むと眠くなるが、漫画は眼が覚めて眠れなくなる。などといった声も聞く事があります。
ではなぜ漫画には、このような力があるのでしょうか。
これは人間がモノを感知する力、いわゆる5感の「視覚」と「聴覚」の能力の違いによるところがあるます。
こちらをご覧ください。
これは眼で見た写真(視覚)と、その内容を同じく文章にして伝達した場合のものです。
上と下では、どちらがより早く解り易く、自分自身に情報を伝えてくれるでしょうか。
ほとんどの方は、上の写真を一目で見ればその状況が分かるのに対して、下の文字による認識は、神経を集中し文章を理解するよう努力しなくてはなりません。
このように写真と文字では、情報の伝達速度に圧倒的な違いがあります。これはほとんどの方が文章を読むのに音読を利用し、主に聴覚によって認識しようとするのに対し、写真の方は、見たままのイメージを脳に伝える視覚を利用しているため、その能力の違いにより差が生じるのです。
漫画はこの機能をフルに活用し、圧倒的な伝達力を利用しているので、「小説は疲れるけれど、漫画なら疲れていても読んでしまう。」といった感想が聞こえてくる訳です。
そしてこの漫画の能力は、さまざまな分野でも生かすことができます。
例えば、なかなか読んでもらえない自社の販促ツールや、商品説明、販売マニュアル、会社案内パンフレット、団体活動のご案内、広告チラシ等等が挙げられます。
また漫画の視覚効果は、ただ伝達速度が速いだけではありません。各ページ毎に計算されたコマ割や、インパクトを与える効果・描写により、記憶にもしっかりと残る力があります。これは伝えたい事柄を判り易く伝え、なおかつ記憶に残るといった意味で、広告宣伝ツールとしては、現代では最も優れた媒体といえるでしょう。
※こちらの記事は、漫画を理解する弊社独自のものです。
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